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2024/03/14 21:50

水戸の実家直送の春の山菜  

水戸の実家から春の山菜(よもぎ、春菊の穂先、蕗のとう)が送られてきました。

ちょっと苦みのあるものが多い春の山菜。季節を感じさせてくれる以外に健康効果もあります。

日本に昔から根づいている「食養生」という考え方。そのなかで特に大切にされていたのが、『旬の食材を食べる』ということ。自然のリズムに合わせて育まれる旬の食材には生命力がみなぎっており、食べることでそのエネルギーをカラダの中に取り込むことができると考えられてきたのです。実際、春の山菜にある苦味成分は、抗酸化作用で知られるポリフェノール類や新陳代謝の活性化を促すアルカロイド類。栄養学の観点からみても、体内の不要なものを排出するデトックス効果があるそうです。

人間をはじめとする動物は、冬の間、体内に栄養を蓄えて厳しい冬を乗りきろうとします。そして、気候が暖かくなる春先には新陳代謝が活発になり、体内に溜め込んだ脂肪や老廃物を排出して春のカラダへと変化していきます。このとき、冬のカラダから春のカラダへの変化を助ける働きをするのが「苦味」のある食材との事。

美味しくて健康にも良い旬の食材を天ぷらでどうぞ。