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2024/10/15 13:48

マコモダケ   

「マコモダケ」という聞きなれない名前から、キノコの仲間? それともタケノコの仲間?と思う方もいそうですが、マコモダケは「マコモ」というイネ科の植物の茎の根元が、食用菌の「黒穂菌(クロボキン)」によって大きくなったもの。柔らかいタケノコのような食感と、ほんのりと甘く優しい味わいが特徴の野菜です。

日本では古くから「神が宿る草」として大切に扱われて来た植物。実は体にうれしい効果・効能もあります。

主に、「腸内善玉菌を増やして腸内環境を改善」「血圧の上昇を抑えてくれる」「バリア力や抵抗力を高める」といったような効能があるといわれています。
また、ビタミン、ミネラル、食物繊維、クロロフィル(葉酸)が豊富で「美肌効果」「抗酸化作用」「貧血改善」などの効果があることが期待されます。そして、体内に蓄積した有害金属を排出するケイ素(珪素)、さらに活性酸素を抑制する働きのあるSODという酵素も含んでいます。

柔らかいタケノコのような歯ざわりで、くせがほとんどありません。天ぷらにすることで、ほんのり甘く、ジューシーな味わいに。